緊急事態宣言下でも飲食店で売上を伸ばす方法を考える

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今回のブログはわたしのアタマの中の戯言が100%です。

実際に飲食をやっている人からすると「簡単に言うんじゃねぇ!!」と
お叱りを受けてしまいそうな内容かもしれません、すみません。

 

もしわたしが、アルバイトさんとか社員さんとか雇って
毎日営業しているような居酒屋さんを経営してたら、
今回の緊急事態宣言に対して何を思うかなぁなんて妄想をしてまして。

政府からの夜8時までの短縮営業を受け入れつつ、
「こんな今だからこそ、出来る事ってなんだろなぁ。」と妄想してみました。

弱小YouTuberの戯言だと思って少し割り切って聞いてみて頂ければ、
「そういう世界もあるのかな。」ときっかけの一つにでもなると思うので
よかったら5分ほど付き合って頂ければ幸いです。

 

もし仮に、わたしが「お蕎麦を得意とする和食系居酒屋さん」だったとして。
まず真っ先に思い浮かぶのはお蕎麦のレシピと、料理のレシピの販売。

特にそば打ちはお金に余裕がある大人層への受けがめちゃくちゃいいので、
ギターやウクレレ、その他レコーディングうんたらの巣篭もりと同じ土俵で
「家でも出来る新しい趣味」としてかなり強力な商品だと思う。

(※ちなみに巣ごもり効果で今楽器業界は全体的に爆盛り上がり中です)

 

「初めてでも失敗させない、本気の蕎麦打ち道場DVD」
2枚組のDVDで、お値段、6980円。

1枚目は完全に蕎麦打ちに関するDVD。
2枚目は天ぷら、卵焼き、鴨焼きなど、お蕎麦に欠かせないサイドメニューのレシピ集。

このDVDには、全てのノウハウを限りなく全力で突っ込む。

 

Q.そんなに教えてしまったら商売あがったりじゃね??

A.正直な所、本業には何も影響がないと思います

むしろ悪影響どころか、うまくいけばメリットしかないと思います。
その理由は、また別の機会に。

 

こんなDVDを作りながら、まずYouTube。

夜8時の営業が終わったらアルバイトさんに手伝ってもらって、
お蕎麦や、料理のレシピ、調理の様子、料理の完成品を小出しにしていく。

この映像は全く作り込む必要はなくて、iPhone一つで十分。

・すごい!!
・おいしそう!!
・さすがプロ!!
・食べてみたい!!

動画の中にちょっとした感動があれば十分。

例えばキチキチさんの2008年にアップされたこんな動画。

工程を全部見せる必要はないし、作り込む必要もなくて、
パッと見た時に「おおお!!」と小さな感動があればいいんだよね。

プロの居酒屋さんが刺し身盛りを盛り付ける工程とか、
天ぷらを作る際のちょっとしたテクニックとか、
お蕎麦に興味を持たない人は知らない「菊練りとはなんなのか」とか、
お店で普段やっている業務の一コマを切り取るだけで沢山のコンテンツが作れる。

「普段お店でやっている業務の一コマを切り取るだけ」でいい。
だってそれは既に一般の人からすると日常を超えた特別な瞬間なので。

同じ様にインスタやツイッターにも動画や写真を投稿。

自宅でも出来るレシピなんかのノウハウも出しながら
「蕎麦打ちDVDを買ってくれそうな人」をどんどん集める。

YouTubeやツイッターの内容とDVDの内容が重複してもOK。

全く同じ映像はさすがにNGだけど、同じ内容を別テイクで撮っているものに関しては
喋り方や映像の撮り方、画質や音質に購入者さん自身が差別化を感じてくれるので
コンテンツの内容はかぶっても全然OK。

インプレッション数や新規フォロワー数ももちろん大事だけど、
なによりも「自分のやりがい」重視でコンテンツを作っていく。

ここ、結構大事な所なので、もう一度。

YouTubeとかツイッターとかインスタが続かない飲食店って結構多いんだけどさ、
その理由の大半は「楽しい気持ちを度外視している」からだと思う。

結果(数字)>>>>やりがい(楽しさ)  =  挫折

 

自分の動画を酒飲みながら見返して「ええやん!!」とニヤニヤしたり、
自分のツイートした内容を見返して「もっとこうしよう!!」と反芻したり、
人からの反応をダイレクトにもらって「次はアレやろう!!」とワクワクしたり。

「数字とか反応とかどうでもいいので、自分が楽しい事を突き詰めたい」みたいな
いい意味での自己中さは絶対に必要。

やりがい>>>>>>結果    =   継続

 

そのままSNSにDVDの販売ページくっつけてもいいんだけれども、
販売開始までに自分だったら少し期間を溜めると思う。

例えばYouTube登録5000人とか、ツイッターフォロワー1000人とか。

そのタイミングで

「今までのレシピやテクニックを高画質で再編集したDVDを作ります!!」
みたいな○○記念として販売開始を告知。

先着5名様に関してはモニターとして無料で提供させてもらって

・必ず蕎麦を1回は作る事
・顔出しはしなくてOKなので打っている様子の写真や動画を提供する事
・何かしらの感想や今後の購入者さんに対するメッセージを書く事

こんな条件を元に、5名様をメール審査で販売開始前に選ばせてもらう。

このワンクッションで

・DVDにプラスアルファで必要と思われる要素をフィードバックしてもらえる
・今後の新規購入者さんが躊躇するつっかかりを解消してもらうきっかけになる

みたいなめちゃくちゃ大きなメリットが得られる。

 

で、実際に販売開始しながら、初期の頃はアンケートを緻密に取ったりして
フィードバックをとにかく回収。

必要なテキストがあれば追加して、補足動画が必要ならYouTubeにアップして、
サポートが必要ならオプションでオンライン相談会を用意して。

 

そんなDVDを月に50枚販売出来れば、月売上35万がプラスされる。

当然、導入の頃は大変な思いばかりだけれども、もし軌道に乗ったら、
今後ずっと、ずっとプラスアルファの月売上が見込める。

どっかで動画がバズればテレビに紹介される機会も増える。
出版社の目に止まれば全国出版でレシピ本の執筆も出来る。
(っていうか数字持ってれば出版社に持ち込みしてもOKが出る)

芸能人がお店に遊びに来てくれるかも知れない。
超人気の居酒屋として雑誌で引っ張りだこになるかも知れない。
敏腕経営者として雑誌や新聞から取材されるかも知れない。
なりたい職業のランキングを塗り替えるかも知れない。

 

なんかそう考えると、めちゃくちゃわくわくしてくるよね。

 

おわり。

 

 

コメント

  1. ふくおかのけんさん より:

    飲食店の経営とは無縁な自分ですが、面白いアイデアだと思いました。

    > Q.そんなに教えてしまったら商売あがったりじゃね??
    > A.正直な所、本業には何も影響がないと思います

    手間と技術が販促になるという感じでしょうか。
    頑張って真似しようと思えばできるけど、自分でやるよりはお店に行った方がいい、みたいな。

    あと、最初に読んだ時に以下の箇所で「やりがい(楽しさ)=挫折」に見えて混乱しました。「=挫折」の見せ方を変えていただけるとわかりやすいかなと思いました。
      結果(数字)>>>>やりがい(楽しさ)  =  挫折

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