テレビでは絶対に教えない焦げ付かないフライパンはコレだ!!

お知らせ

「見てください!!目玉焼きも油無しでこんなにすんなり!!」
「ハンバーグもこんなにジューシーに!!」

先日そんなテレフォンショッピング番組を見ていたのですが、
わたくしはもっともっと良いフライパンを知っています。

焦げ付かないフライパンを知っているのです。
焦げ付かないから後掃除も洗い物もラクラク。

テレビでは絶対に、絶対に教えてくれないフライパンです。
テレフォンショッピングに登場する事は絶対に無いと言い切れます。

正直なところ、僕だけが知っている特別な方法ではありませんが、
「焦げ付くフライパンにもうコリゴリ!!」という思いから開放されたいなら
ちょっと5分ほど付き合ってください。

ハンバーグ1

ハンバーグもジューシーに焼き上げて

うすやき

薄焼き卵も簡単に作れて

ちゃーは

チャーハンだってもちろんパラパラに。

ぎょうざ

パリパリ羽根つき餃子もお手軽。

とりにく

鶏肉の山椒焼きもふっくらジューシー。

たまごいため

豚肉と卵のオイスターソース炒めもまったく焦げ付かず。

おむれつ1

オムレツだってこの通り。

おむれつ2

焦げ付きなんて一切起こさず中はトロトロ。

おむれつ3

 

そんなフライパンの話でございます。

 

・何層にも重なるコーティング加工により焦げ付きにくさを実現!!
・考慮された熱伝導率で火の通りもスムーズ!!
・後片付けは少しの洗剤で一こすり!!

 

あなたはこんな思いをしていませんか??

 

「焦げ付きが多いから毎回料理はストレスが溜まる!!}
「洗い物をする度にスポンジを持つ手に怒りがこみ上げる!!」
「なんでウチのフライパンはこんなに使いにくいの!?」
「なんでコタツはこんなに人をダメにするの!?」

それらがすべて解決したらめちゃうれしいですよね!!
今回ご紹介するフライパンはそれらの悩みを
すべて!!すべて解決する様な魔法のフライパンです!!

 

そのフライパンとは!!

 

どこでもいいので2000円くらいのフライパンを買ってください。

ドンキホーテでもいいです、コーナンでもくろがねやでも
ロイヤルホームセンターでもいいです。本当にどこでもいいです。

なんか良さげな2000円くらいのフライパンを買ってください。

 

「えっ!?どういう事!?」と思うかもしれませんけれども
別に適当な事を言っているわけではありません。

テフロンでもフッ素加工でもマーブルコートでも何でもいいので
2000円くらいのフライパンを使ってください。

テレフォンショッピングで売っているような
21cmパン、27cmパン、深鍋、両手なべの2万円の4点セットなんて
使わなくても全然大丈夫です。

お近くのホームセンターとかで2000円くらいのフライパンを買ってください。

 

これ、どういう事かといいますと。

まずフッ素加工やマーブル加工がされているフライパンは消耗品です。
大事な事なのでもう一度。

フッ素加工、マーブル加工、その他なんでもそうなのですが、
加工されたフライパンは消耗品です。

毎日料理をするのでしたら一年に一回くらい買い換えてください。
焦げ付きにくい加工をされているフライパンは消耗品です。

使い方が悪いと半年も持たないかも知れません。
丁寧に使えば1年以上は持つかも知れません。

とにかく「あ、焦げ付きやすくなってきたな。」と思ったら
買い替えのタイミングです。

5000円とか1万円とか出さなくてもいいので
2000円くらいの良さげなフライパンを買ってきて
古いフライパンは資源ごみに出してください。

多くの人はこの加工に多大な夢を持ちすぎです。
話題の商品をやみくもに欲しがるのではなくて、
まず使い方を理解すべきだと僕は思うのです。

そう、僕の言う「焦げ付かない魔法のフライパン」は
「正しい知識、正しい使い方を身に付ける事」なのです。

折角ここまで読んでいただいたのですから
ページを閉じるのは「フライパンの正しい使い方」を覚えてからにしても
良いかと思うのですがどうでしょう。 

 

1.フライパンは消耗品です

アルミ鍋、鉄鍋(中華鍋)、銅鍋を除いた
何かしらのコーディング加工をされたフライパンは全て消耗品です。
いつか必ずコーティング加工が剥がれます。

「もう焦げ付いてしまってダメだな。」と感じたら交換してください。

 

2.「焦げ付き」と「くっつく」という事について

この辺言葉が曖昧なのでハッキリ意識しておきましょう。
世の中のどんな素材の鍋であっても、超高級鍋であっても
使い方を間違えれば当然の如く食材は焦げます。

でも「焦げる」と「くっつく」は別物です。
焦げてしまってもターナー(フライ返し)とかで突けば
すぐに食材が滑る様ならまだ使える範囲です。

焦げ付いてなくてもターナーでガシガシこすって
やっと取り出せる「くっついてしまう」状態なら交換時期です。

 

3.フライパンを大事に使う方法

ここが今回の本題。

加工されたフライパンでやってはいけない事があります。
これらをやるとフライパンは一気に消耗、場合によっては即死します。

A.金属でガシガシこする
フッ素加工もマーブル加工もすごくやわらかいコーティングなので
金属製のターナーでガシガシすると一気にコーティングが落ちます。
同じように金属たわしでガシガシ洗うと即死します。

イメージとしてはHBの鉛筆を思い浮かべてください。
鉛筆を金属たわしでゴシゴシしたらボロボロになりますよね。
これ、決して大げさな例えではなくて本当にそのくらい柔らかいんです。

ターナーやトングは必ずナイロンなどの樹脂製のものを使いましょう。
僕はトングはステンレスの物を使っていますが、
絶対に鍋肌に当たらないようにしています。

B.空焚きは絶対にしない

コーティング加工の耐熱温度は結構低いです。
フッ素加工にしてもマーブル加工にしても250度位が耐熱温度です。

温度でいわれてもピンと来ないかも知れませんが
一般的な炒め物ではフライパンは200度くらいまであがります。

もしフライパンの上に食材が無い状態で強火で加熱し続ければ
フライパンは300度くらいまで温まります。

300度まで熱すると合成樹脂が溶けて明らかにヤバイ臭いの煙が大量に発生しますが、
もしそれをやってしまったらフライパンは即死したと思ってください。

C.調理後の食材を入れっぱなしにしない

たとえばフライパンで牛丼の具を作りました。
そのまま1日2日と入れっぱなしにしておいて
食べる度に加熱、なんていう使い方。

基本的に合成樹脂は酸に弱いです。
小さな無数の穴から酸が染み込んで
フライパンを内側から痛めてしまう原因になります。

調理が終わったら速やかにお皿などに出して、
フライパンはちゃんと洗って乾かしましょう。

 

4.温度を下げすぎるとくっつく

焼肉の網をイメージしてください。
七輪の上に網を載せて、すぐの状態は網が冷たいままです。
この冷たい状態でお肉を載せるとめっちゃくっつきますよね。

これと一緒でお鍋の温度が下がりすぎていても「くっつきやすく」なります。

餃子などに焼き目をつけて仕上げる時は気持ち温度を高めに。
ほかにもステーキや山椒焼きの時は気持ち温度を高めにすると
すばやく火が通り、なおかつくっ付きにくくなります。

 

とりあえず思いつく事をざっと挙げると以上ですかね。

本当に正しい買い物というのは
商品の特性を理解し、知識と技術を身につけた上で
使いこなせる器具を買う、というのが正しい買い物だと僕は思います。

正しい使い方を知らず、何が悪いかを考えず、
ひたすら話題の物を追い求めるのは正しい買い物ではありません。

使い方を理解する、それは実は簡単な事です。
常に「どうしたら良いのか」の気持ちを持っていれば
余計な情報に翻弄される事はないでしょう。

 

それでは、焦げ付きまくってストレス爆発なフライパンに辟易していたあなた。
ほんの数十分前までとは生まれ変わって今は正しい使い方を身に付けましたよね。

古いフライパンは資源ごみに出す準備をしてお近くのホームセンターへGOです。

 

ここから余談!!

「テフロン」というのはデュポン社の登録商標ですが、
いわゆるフッ素加工と同じ物です。

マーブルなんちゃらやシルバーなんちゃらなどの加工もフッ素加工も
いわば合成樹脂を塗りたくった加工という事で
これには洋食屋さんにあるアルミ鍋、鉄鍋、
中華屋さんにある中華なべ、和食屋さんにある銅鍋などは含まれません。

そして世の中にはこういった合成樹脂のフライパンを使う事に
アンチを唱える人が実はとても多いです。
健康がうんたら~、環境がうんたら~、みたいな。

そんな事より僕は使い分けが肝心だと思っています。

 

僕はアルミと銅と中華鍋、そして4枚のフッ素加工フライパンを持っていますが、
何を作るのかによってフライパンを使い分けます。

「ああだからダメ。」、「こうだからダメ」じゃなくて、
便利な物はやっぱり便利なので正しい使い方を身につけた上で
正しい使い分けをすればよいと思うのです。

いちいち「コレじゃダメだ!!」と目くじら立てるよりも
自然に使い分けをしてストレス無く調理をしておいしくご飯を食べる方が
よっぽど健康的だと思うのですがどうでしょう。

 

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僕が心底驚く程に安いんですけれど・・・。

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コメント

  1. 小夏 より:

    こんにちは。
    私もコーティングされた1000円もしないフライパンを
    使ってます(^^;
    軽いし、汚れが落ちやすいから。
    Tなんちゃらのフライパンを使ったことはあるけれど
    リピしてません(笑)

    で、 さらっとコタツの話題がありましたが?
    さらっと…(笑)(笑)
    忘れますね(ΦωΦ)フフフ…

    • 瀧澤 克成 より:

      コメントありがとうございます!!

      Tなんちゃらはモノは悪くないのですけれど割高なイメージですね。
      少なくとも自分は使った事がないです(笑)。

      コタツの話はそういう時もありますよね、という事で!!

  2. じーこ より:

    北斗晶が見たら殺されそうな記事ですね^^;
    http://youtu.be/_QKf8LryNxc

    • 瀧澤 克成 より:

      コメントありがとうございます!!

      セラフィットもテフロンと同様に消耗しますよ。
      適当に言っている訳では無くて実際に僕も使った事がある上での話です。
      こんなプロバガンダに使われてしまって北斗晶さんも
      本音を言えば困惑していると思いますね~。

  3. E より:

    とても参考になる記事でした。科学的な理由付けがされていて説得力がありますね。
    この内容は、本等に載っていたのでしょうか。興味があるので、よろしければこれの元ネタ(?)になった物を教えていただければと思います。
    (もし瀧澤さんが独自に収集もしくは調査されたものだとしたら、ただただ脱帽するばかりです、笑)

    • 瀧澤 克成 より:

      コメントありがとうございます!!

      特に本などにはまとめられてはいないですね。
      なんというのでしょう、ちょっと調べればそりゃもう沢山の情報を目に掛けますが
      その中でも自分の経験と照らし会わせて辻褄の合う物だけを取り入れて今回の記事を書いてます。

  4. グフ より:

    先生の「買い物論」面白いですね!

    私の好きな「物の買い方」は「ある程度考えて、買った後は『お金は捨てた』と思うこと」です。こう考えるようになってからの方が何故か買ったものを大切に使うようになりました。以前は「お金が無駄にならないように」と考えすぎていたのですが、「損したくない」と心配しすぎているほうが、自分にとっては損だったような気がします。

    あと、フッ素樹脂加工のフライパンが何故か5年以上焦げ付かずに使えたことがあります。毎回油を使ったのが良かったのでしょうか…。今は鉄フライパンを使ってます。鉄のものは育てる楽しさがありますよね☆

    先生のギター以外のお話も好きなので、楽しみにしています♪

  5. 奈良の花ちゃん より:

    初めまして!!私も実家からでてくる時に持ってきた
    フライパン、プチパン等の表面加工付きの鍋たちが
    逝ってしまったので、ガスコンロは、家庭の9mm
    ホースが使える業務用の鋳物コンロと、プロ用の
    中華鍋、そして、内面ニッケルメッキの銅フライパン
    内面錫塗りの雪平鍋、お好み焼き用の9mm厚の鉄板。
    カレー等煮込み用に、板厚3mmの銅の寸胴。

    一切樹脂コーティングのかかってないものを買い
    揃えました。

    ちゃんと、鍋の素材の特性、調理する料理の特性
    を理解すれば、焦げ付くことは一切ありませんし
    もし焦げ付いたとしても、酢と塩で少し熱してから
    亀の子タワシで磨くと焦げは綺麗に取れますし、
    油引きして保管すれば、次回使う時も快適です!

    鉄鍋は扱いにくい、銅鍋は扱いにくいと言う話を
    よく聞きますが、そりゃあ、火力間違えたら
    一瞬で焦げ付きますからね。。。

    やはり、知識は武器だなと思わされました。

  6. 匿名 より:

    セラフィットがあまりにも使えなく酷いので絶対に焦げ付かないフライパンで検索をかけてこちらを見つけました。
    今までフライパンにどれほどお金をつぎ込んだか…
    少しストレスがなくなりました。
    そうなんですよね。消耗品なんですね。
    一生モノの様な認識でいたからこんなことになったんだとおもいます。
    ありがとうございます^ ^

  7. 匿名 より:

    無駄に文章長いけど、要するに安いフライパンを頻繁に買い換えましょうって事でしょ?

    読みづらい。

    • 瀧澤 克成 より:

      興味を引きつけるために、そして考えてもらうために色々書いているんですよ~。
      現にこうやってコメント頂けた事がなによりもの証拠です。

      恐らく「買い換えましょう」だけで済んでたらこのブログも見つけて下さってませんし、
      読んでもすぐ忘れたでしょうし、なによりこうやってコメントして下さらなかったでしょう。
      方法を教えるだけなら誰でも出来ますが、読んでる人に興味を持ってもらって、印象を付けて、
      覚えてもらって、少しでも行動を変えてもらう事が目的な訳です。

  8. 匿名 より:

    おろしたばかりのフッ素加工されたフライパンでペットの小鳥が落鳥する可能性があるらしいのですが、どこのメーカーもそんなこと一言も謳ってなくて不信感を持ってしまいます。
    鉄製が一番いいのかなとも思いますが正しい手入れ方法が分かりません。
    それはそれとして、正しい知識と使い方を身に着けよう、というこちらのブログはとても為になりました。ありがとうございました。

  9. ないとう より:

    いい記事ありがとうございます。フライパン難民でしたが吹っ切れました。
    高い(Sストーンとか)のを買ってかなりていねいに(恐る恐る)使っても1年ちょっとくらいからくっつき始めて・・・。
    ありがとうございました。

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