1年間で学んだ事

数日前、石河さんとスタジオに入って映像をいくつか撮りました。
オリジナルの曲でMV用の映像。

撮影している瞬間から「なんか色々うまくなったもんだなぁ。」と思ってましたが
昨日の夜、撮影した素材をSDカードからPCに入れてポチッと確認。

とってもビックリした。
「うわ、すんげー綺麗な映像だな。」って。

なんか凄く良い映像なのですよ。

 

 

丁度1年前の今頃、石河さんと演奏動画を作るようになりました。

当時でさえ「なんか動画を作るのがうまくなったなぁ。」と思ったりしましたが、
今の技術は当時と比にならない程に成長したなぁと感じました。

カメラ選び、レンズ選び、フォーカス設定、照明選び、フィルター選び、
構図、照度、絞り、ISO、シャッタースピード、ホワイトバランス。

録音やミックス、当てフリの段取りとか映像編集技術も然り。

色んな事を沢山身につけたなぁと。

 

そんなオリジナル曲のMVは公開に向けて着々作業中です。
石河さんの方でも1本編集をし終わったみたい。

いつ公開になるのかわかりませんが、2人とも凄く良い映像を作ってるので
是非楽しみにしてくださいませ。

 

いやしかし人ってすげーなぁ
やれば出来る様になっちゃうんだもんなぁ。

コメント

  1. Kazutoku より:

     瀧澤先生、こんばんは。Kazutokuと申します。ブログの本文とは関係なく、心苦しいのですが瀧澤先生にリクエストというか、ご検討頂きたいことがあって、コメント致します。先生はギターを弾いていて、金属アレルギーのような症状が出たことはありますでしょうか。あるいは、生徒さんでもそうした症状を訴える方などは現在、または過去におりましたでしょうか。つまり、おそらくギターがきっかけのひとつと思われるそうした症状の原因と対策について、可能な範囲でお考えを聞かせて頂きたいのです。
    もちろん、これは医療と健康に関わることですから、いい加減のことは言えないし、「お医者さんに相談してください」としか言いようがないかもしれません。それ以上にもし何か具体的なコメントをツイッターや動画などでまとめるとしても、できるだけ多数の医療関係者や発症者、ギターや弦のメーカーに対して事前に入念なリサーチが必要となると思います。

     私は瀧澤先生と同世代なのですが、中学・高校とギターを弾いて、二十歳ぐらいのときに人生の転機と重なって、ギターとは違う道に進むことを決断しました。その後、成人してから、金属アレルギーを発症していることに気づきました。そのときは、ごく小さな目立たない水疱が指の側面や掌にポツポツ出た程度で、多少の痒みはあったものの、すぐにおさまったため、またすでにギターから離れていたこともあって、とくに気にはしていませんでした。しかし近年、瀧澤先生の動画を拝見しているうちに、ギターを弾いていた当時の思いがよみがえってきて抑えきれなくなり、再びギターを手にしました。そして、やはりアレルギーの症状が出ました。まだポツポツと水疱が小さく見える軽めの症状で、一時的に出た痒みは今では収まりつつあり、このまま悪化しないことを願っています。
     とはいえやはり気になるので、自分なりに調べてみました。すると、やはり同じような悩みを抱えている人が、かなりいることに気づきました。これはただの手荒れ防止の話ではないと思います。症状の軽重には個人差があるようです。医者へ相談することはもちろん、弦を変えてみる、フレットを変えてみる、こまめに手汗を拭く、弾いた後は入念に手を洗ってハンドクリームなどのスキンケアをしてみる、ギターを弾く前と弾いた後には、弦やフレットをオイルでそれまで以上に入念に手入れをする、同様に金属アレルギーで苦しむ女性用のピアスに塗布する液をつけてみる、食事を変えてみる、などのさまざまな対処法があがっていました。驚いたのは、ギターを弾いて数分で手がかぶれてしまうので、手袋をつけてギターを弾いている人もいたことです。いくつかのサイトで同じ質問が何度も何度もなされているのを見ました。

     しかしひとつ腑に落ちないことがありました。それは、著名なギター講師の方々でこのことについて、まとまった発言をしている人が見当たらないということです。もちろん、医者ではないので、いい加減なことは言えないということはあるでしょう。でも講師を含めてプロの有名ギタリストから発せられた「お医者のさんに相談してください」というその一言ですら、ぼくの拙いリサーチ力では探すことができませんでした。まるで、この問題が存在していないかのようです。ただアマチュア同士(おそらく十代の子たちもいる)で、お互いに辛い状況を相談しあっているのです。専門医のコメントもネットで拾えるのですが、そのほとんどは、ピアスやネックレスなどの主に女性用のアクセサリーに関連付けたもので、楽器に関しては記事があったとしても吹奏楽に関するものです(管楽器でも問題が出ているようです)。ギターについては、同じ症状を持つ人が真剣に相談に乗っているのに、ある時期のサイトでは「そんなやつ、聞いたことない」とか「ギターを始める前に金属に触れる機会はいくらでもあったはずだから、そんなの分かっているやつがギターをやるわけがない」などの発言があって、腹が立ちました。成長や加齢による体質の変化や、それまでに蓄積されてきたものにより、後年になって発症することもある、ということが理解されていない。発症をきっかけにギターを辞めざるをえなかった人のコメントも見ました。こうしたことが恐くてギターに関心があるのに始められない人のコメントもありました。ぼくはまだ軽いほうだと思いますが、中にはかなり辛そうなのに、ギターが好きで上手くなりたい一心で我慢して弾き続けている人などもいて、胸が痛くなりました。

     ぼくは多少英文が読めるのですが、海外でも似たような問題は起きているようです。「nickel metal allergy guitar string」などで検索すると色々出てくると思います。何十年もギターを弾いていて突然発症し、その後急激に悪化して、他の仕事も手につかなくなり、精神的に追い込まれたことのある人の告白も読ました。長年ギターを弾いていたにもかかわらず突然発症したため、まさかギターが原因だと思わずに混乱したことがさらなる悪化を招いたようでした。とくにニッケルは問題のようです。ギターを弾く人であれば、ニッケルに触れないということが、かなり難しいことが分かると思います。EUではジュエリーにニッケルを使うことを規制しているようです。ステンレス製の弦を推奨するサイトで、「…this is surprisingly common(こうしたことは意外とよくある)」とあったのですが、色んな人のコメントを見るとステンレス製だからといって、安心はできないようです。

     もちろん、こうしたことを瀧澤先生一人にお話ししたからといって、すべてが一気に解決できるわけではないことは十分承知しています。でも、これは仮に民間療法の中で奇妙なものが広まってしまうと、かなり大きな問題になる可能性があると思うのです。そうでなくても現に苦しんでいる人が、実際に多くいるんじゃないでしょうか。(もちろん、少数であれば無視してよい、ということでもないわけですが)。こうしたことは本来、ギターや弦のメーカー、医療関係者、専門的にギターやベースを教えている人たちの間で、正しい知識が共有されて、安全な情報が発信されるべきだと思うのです。ギターを弾いている本人たちは、ただ純粋にギターが好きで、上手くなりたい一心で練習しているはずです。にもかかわらず、場合によっては、ギターを弾くのを諦めさせる、という辛い決断を促すこともあると思います。瀧澤先生なら、ギターが好きな若者が、どれだけの時間と情熱をそれに注ぐことがあるかは、十分御存知だと思います。そして、だからこそ、ギターを弾く喜び、楽しさを伝えている人に、考えてもらいたいのです。

     最後に、話題は変わりますが、少し個人的なことを話させてください。上に書いたように、ぼくは中学・高校、そして浪人生の間、ギターをやっていました。そして二十歳ごろ、ギターを終わらせて、違う道を歩むことを自分で選びました。そのとき見ていたもうひとつの夢です。今、三十半ばで、生活は決して楽ではありません。そして、ウタイストに出会いました。涙が止まりませんでした。本当に勝手ながら、そしてレベルは全然違うことは分かっているのですが、瀧澤さんを見て、あの時、ギターと音楽を諦めなかったもうひとりの自分の姿を見たような気持ちになったからです。瀧澤さん、石河さんの二人がとても楽しそうで、色んな感情がこみ上げてきました。ぼくは今、三十半ばになってようやく、昔自分で選んだ夢のひとつひとつがささやかながら実現しつつあります。それでもいまだに、将来不安も重くあります。でも、お二人には勇気をもらいました。まだ実際にお目にかかったことはないのですが、いつかLiveに行きたいと思います。影ながら、応援しています。

    長い文章を読んでいただいて、ありがとうございました。

  2. 氷室マリーンズ より:

    >Kazutokuさん
    瀧澤先生からのレスでなくてすいません。素人考えではありますが、少しでも金属アレルギーの解決策はないかと考えていたら、こんな案を思いついたもので、書かせていただきます。

     弦とフレットの金属に対してアレルギーが出るということなので、弦がナイロンのガットギターにして、4弦~6弦を太目のナイロン弦でなんとか調整し、特注になるかもしれませんが、フレットをセラミック製に交換(あるのか知らないですが)すれば、ギターを楽しめるまでのレベルにはなるのかなぁと。

     野球のスパイクにセラミック製のスパイクがあるので、こんな手を思いついたのですが、いかがでしょうか? コスト度外視で申し訳ないのですが(^_^;)

  3. Kazutoku より:

     氷室マリーンズさん、ありがとうございます。そうですね、パーツや弦の組み合わせを研究するというのはひとつの手ですね。たぶんコストはかかるし、もともとエレキを弾いていた人だとスタイルを大きく変更することにもなりそうですが、選択肢のひとつだと思います。

     ぼくが今考えているのは、やはり手袋です。最初、それで練習している人がいると知ったときは、かなり驚きましたが、宮田潤さんのような例もあるので、よほど重い症状じゃないかぎり、アレルギーで悩んでる人でも、ギターを辞めることはないと思うんですよ(宮田さん自身はアレルギーではなく、手汗対策だそうですが)。少なくとも手袋であそこまで演奏できるようになる!というのが広まれば、症状で苦しむ人にとって、これはもう大変な希望になるだろうな、と(デンマークのあの子に教えてあげたい・・)。

     自分でもここ最近は、仕事の合間に手袋をつくったりしていました。最初は、バスやタクシーの運転手さんがつける手袋を買ってきて、指が出るように先の部分を切ってみました。出ている指には、最初セロテープでテーピングしたりしてみたんですが、皮膚とちがって伸縮性がないので、関節が固まってしまってダメでした。しっくりきたのは、バンドエイドのあの茶色い粘着の部分です。あかぎれ保護バンのような、もっと薄くてガーゼの部分がないやつとかもあります。皮膚と同様伸縮性があるので動かしやすいし、指先に薄い膜ができているような感じで慣れればほぼ素手の感じになります。ただ、これで四本の指をきっちりテーピングしようとすると、一回ギター弾くたびに、バンドエイド1箱使っちゃうんですよ。もちろん、準備にも時間がかかります。また当然手や指は蒸れるのですが、素材の透湿性が高いやつだとかえって危ないような気もしています。汗で溶けた金属が皮膚に吸収されるのがアレルギーの原因なので。
     それから手袋が布だと演奏時に削れたフレットや弦の粉末で色がついて、洗っても落ちにくいので、アレルギーの人は何度も使いたくはないだろうな、と。

     まだ試してないですが、たぶんアマゾンとかでも売ってるピチピチピタピタの極薄ゴム手袋がよさそうです。気になるのは、装着時の指の部分のたるみ(弦にひっかかったり、ミュートがかかっちゃわないか)と強度(弦で擦り切れないか)ですが、サイズを色々試して、指先やバレーコードになる部分をあかぎれ保護バンみたいな伸縮性のある薄いテープで補強すればいいように感じます。ただ素材が天然ゴムだと、これは一部のラテックスアレルギーの人にとっては金属以上に怖いアレルゲンになるので、ニトリルゴムだとだいぶマシになるのかなぁと。いずれにせよ、金属とゴムの両方にアレルギーがあるのでない限り、希望はあります。というか企業がフツーに開発できると思うんですよね。アフタービートで売ってたら、神奈川まで買いに行きますよ!

     金属アレルギーについては、今平気な人でも、後に症状が出るようになる人もいると思います。自分も十代の頃は、一日何時間弾いてても平気でした。夏場にジーンズのポケットに家のカギや小銭を入れていて、太ももがかぶれたみたいなケースはあると思います。そういうギター以外のことがきっかけになって、だんだんギターを弾いても症状が出るようになる、とか。なので、金属アレルギーになっても、ギター辞めなくていいかもしれないし、色々工夫できる!ということになれば潜在的にたくさんの人が救われることになると思います。

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