槇原敬之は尊敬する人物の一人

「好きなアーティストは??」と聞かれた時に、
まっさきに思い浮かぶのは3人。

まずトミー・エマニュエル。
このおじさんは好きとか尊敬とかを飛び越して崇拝に近く、
「わたしも年を取ったらこんなおじさんになりたい。」という
人生の目標に近い一つの姿でもある。

次に上原ひろみ。
僕と5つ違いのこのピアニストはまさしく「超人」で、
トミエマおじさんと同じく「こういう音楽人でありたい」という
人生の目標に近いアーティストの一人。

 

そして槇原敬之。
作詞家として、作曲家として、アレンジャーとして、
トラックメーカーとして、シンガーとして、アーティストとして、
こんなにマルチに完成度の高い人は世の中にそうそういるもんじゃない。

特に言葉選びというか情景描写というか、
「自分の価値観をどう歌に落とし込むのか」みたいな感性が本当に素晴らしい。

初期の作品はもう恋なんてしない、北風、冬がはじまるよ、SPY、
恋愛ソング的な物が多く、一般にはそちらの印象が強いかも知れないけど。

丁度Hungry Spiderが発売された後あたりに覚せい剤で逮捕されて、
それをきっかけに作風がかなり大きく変わって、
何を伝えたいのかを中心にした様なライフソングが多くなってくる。

世界に一つだけの花なんかもその中の一つ。
いつかブログかなんかで書いたかも知れないけれども、
「世界に一つだけの花」という曲はどの角度から見ても完璧な曲で
あんなに完成しつくされた音楽というのはそうそうあり得ない。

本当にどの角度から見ても、素晴らしいの一言しか出ない名曲。

誰がなんといおうが、僕はこれからも槇原敬之が好きだし、
尊敬するアーティストの一人に挙げ続ける事には変わりない。
槇原敬之が作った楽曲が素晴らしいのも今後変わらない。

薬物の事はよく知らないし、知りたくもないけれども、
止める止めないって本人の意志だけじゃどうにもならない事もあると思う。

だから、たまたま運悪くそういう時期になってしまっただけ。
そういう風に自分は思ってるし、それでいいんだと思う。

逆に、変に自粛だとか、休止だとか、引退だとかされてしまった方が、
槇原敬之が槇原敬之を否定する事を認めた事になってしまうから、
影響を受けた僕らが間違いであり、嘘になってしまうじゃんね。

また復帰をして、世の中に沢山の素敵な音楽を生み出してくれたら嬉しい。

てなわけで、今まで槇原敬之をあんまり聞いた事がなかったら、
むしろ今こそじっくり聞いてみてほしいぜ。

一刻も早く然るべき事をさっさと済ませて、
音楽活動に復帰頂く事を願います。

 

大した事ない自分がこんな事を言うのもおこがましいけど。
槇原さん、頑張って下さい。めっちゃ応援しています。

 

おわり。

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