Place to be

基本的に自分が作った曲はもちろん好きでして、
たまに自分でレコーディング音源とかを聞き返しながらウルッと来たりする。

誰かのために書いたつもりが、自分のための歌の様な気がして。
自分で聞きながら、「ああ、なんか沁みるなぁ。」とグッと来る。

 

Place to beという曲がある。
日本語だと「居場所」という意味。

2016年7月のステレオキッチン復活ライブのために書いた曲で、
そのライブの日に初めてお披露目をした。

その後、ステキチメンバーでレコーディングしたかったけれども、
結局メンバーのスケジュールが合わなくてリハーサルもままならなかった。

2016年11月1日、初めてのウタイスト巡業が終わって
八王子パパビート、初めてのウタイストワンマンライブ前日の日。

 

めちゃくちゃパッションと準備をかけてウタイスト初巡業を終わらせて、
明日の初ワンマンライブまでの仕掛けをどんだけ心労を掛けて用意をして
どんな面持ちで、どんな覚悟でこの数ヶ月の全力の結果を受け止めたらいいのか。

当時を知っている人ならわかると思うけれども、
そんくらい、その時の自分のウタイストへの入れっぷりは半端なかった。

色んな思いとか緊張とかが交錯して、どうしても気持ちが落ち着かなくて
「なにか違う事をして今日を過ごさなければ気がおかしくなってしまう!!」となって、
こんな動画を一日で仕上げました。

 

(今思えばこんな動画を作っている時点でこの曲が既に居場所になっていたのかもなぁ・・・)

 

 

基本的に。

僕は音楽を通して伝えたい事ってあんまりないんです。
なにか大志とか意志とか、イデオロギーやモットーがあるわけでもない。

みんなが少しでもよい毎日を過ごしてくれるためのサムシングになれたら嬉しい。
瀧澤を知る事で、瀧澤をきっかけにして毎日が少しでも良い物になってくれたらいい。

そのための形が動画でも生放送でも喋りでもギターでも音楽でもなんでもいい。

色んな事があって、色んな経験があって、色んな想いが沸き起こった時に、
「瀧澤さんのトコに帰ろう。」って思ってくれたら凄く嬉しい。

みんなにとって一つの居場所になれたら嬉しいな、と思ってこの曲を書いた。

僕のイベントやライブ、動画などのコンテンツの一つ一つが
みんなにとって一つの居場所になれたらなと、今でもそれは思ってる。

 

でも、みんなに居場所をもらっている事に気づく。

動画にコメントしてくれる人、twitterにリプライしてくれる人、
ライブに遊びに来てくれる人、レッスンに通ってくれる人、
イベントに参加してくれる人、いつも応援メッセージをくれる人。

 

ああ、居場所を用意してあげたいなんていう烏滸がましい事を思ってたのに、
気づいたら居場所をもらってるじゃないか、俺。

どういう事だろか、コレは。

 

そんな意味で、最近この曲にハマっている。

まるで自分のために歌ってくれているみたいだ。

コメント

  1. 空想屋ロイ より:

    じゃあ、あれです。お互いさまってことですね!

    僕はウタイストを知らなかった自分にはもう戻れませんし
    ウタイストを通して知り合った人たちとのつながりも
    今となってはもう、無くてはならないものです。
    だから、、いろいろ考えてみると・・
    最初にお互いさまって書きましたが
    やっぱり居場所を作ってもらった感謝の方が何倍も強いですね・・

    という訳で、いつもありがとうございます!

    今回の巡業は無理ですが、また会いに行きますよ!

  2. LEO より:

    これからも私の居場所として素敵な音を奏でてください。
    あっ!素敵な飯も(笑)

  3. 菜樹 なつき より:

    「世の中全然フェアじゃない」

    不自由の中の自由を探し~♪
    そしてはみ出し続けるタッキーさんや旅人たち。
    案外、表でははみ出してない人もあれなのかも。と主観。
    うほほい!

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