たまに自分の好きな人や大切な人を自分の前で貶す人がいる。
尊敬している人、一目置いている人、大事に思っている人。
こっちがそういう風に価値を感じているとわかっているのに、
何故かわざわざ目の前で悪口を言ったり貶す人がいる。
なんでだろう、と考えてみた。
こう思えば辻褄は合わないだろうか。
人をちゃんと好きになった事がない人ほど、好きな気持ちがわからない。
誰かを心の底から尊敬した事がない人ほど、尊敬の意味がわからない。
極論しちゃえば、他人を思いやった事がなければ無い程、心ない事が言える。
以前「強い人」ってなんだろうかと考えた事があった。
腕力がある。お金がある。頭がよい。学歴が高い。
コネクションが広い。交友関係が広い。
色んな価値観があるけれども、
こう思えば辻褄は合わないだろうか。
強い人というのは痛みを沢山知っている。
強い人というのは自分の弱いところを沢山わかっている。
偉そうな事を言える程、自分もそんなに出来た人間じゃない。
今まで何度も相手の大切な人をひょんな事から悪く言っちゃったり、
文句を言ったり、陰口を言ってしまった事がある。
思い出そうとすれば、いくらでも思いつく。
でも、もうそれはやらない様にしよう。
これはとっても痛い事だから。
「されて嫌な事は、やっちゃだめ。」
すんごい簡単な事なのに、なかなか難しい。
でもこうやって一つ一つ痛みを知る事で、
強い人になれたらいいな。
コメント
なんか凄く響きました。
本当に強い人は自分の弱さも知っている。だから自分を弱いと思ってる人ほど強い人ってことも言えるのかもしれないですね!
「あの日 あなたに出会わなければ 愛しさも 知らないままで ?」GLAY 合ってるかな。
言葉は人生の厚みをぎゅっと濃縮かんげん。酸味(ストレス?)の具合いが、バランスが味の決め手になるんでしょうか、。時期(繁忙、?)にもよりまする。。
個人的にはですけど、周りの人を尊敬したり悪く言わなかったり、思いやりを持っているような、親なり先生なり大人なりを子供の時に知っている事がまず根底にあって、そういう人は芯から強いと思います。自分が自然にそうなれるのはその姿を見てたり、そうされた事があると容易だと周りを見て思います。そうでないのにそういう人は、そうなるように苦労したり頑張ったり傷ついたりした人ではないかな?と思います。だって元々教わってないのだもの。それは強さや優しさにもなると思いますが、同時に弱さでもあって、弱さを分かってるから強いんだけど、脆いときもあるというか。
何が言いたいかと言うと、悪口、は本当に良くないけど、意を決して嫌われても本当だと思う事を言ってくれるような人もいると思いますよ、ってこともちょっと頭の隅っこに入れておいたら良いと思うんです。個人的にですけど、え?それはダメじゃない?と思ったら、嫌われても良いから言おう、と言っちゃいます。そんなことで悪口だと思って怒るくらいならそれまでの人だと思っています。大切じゃなかったらわざわざ言わないです、という事もあるって、これから独立して生きるつもりの先生には知っててほしいなぁと思いました。詰めが甘い!でもこれは先生よりずっとオバハンやから思う事ですけどね。これ、悪口じゃないですが、先生の苦々しい顔が思い浮かびます、すんません(笑)