マスクをつける本当の意味

本日25日でいわゆる緊急事態宣言が解除されて、
なんだか各所で人が動き出し溢れているところもあるそうですね。

ちょいと「大丈夫なのかなぁ。」という少しの不安はあるのですが、
少しずつこうやって日常が戻ってきていることは単純に喜ばしいことでもあります。

人それぞれ意見はあるでしょうが、僕はこの外出するという極めて自然で
人として当然の権利に対してとやかくいうつもりは全くありません。

しかし当然ながら一人一人が感染拡大防止に務めることは
何よりもの最重要課題であり、今後しばらくは徹底すべきことでもあります。

そんなに偉そうなことを言えるような立場でもありませんが、
少しこの騒動を経て僕が得たことや考えたことについてお話をさせてください。

 

僕はこの騒動が来る前は全くマスクを使う文化がありませんでした。

自分の体調が悪い時はもちろん周りの人を守るという意味でマスクをつけてましたが、
乾燥の季節が来ようが、インフルエンザが流行ろうが、砂埃が多くなろうが、
「マスクを着用する」という文化が全くなかったんです。

でもさすがに3月に入る頃には世間の波に合わせて
外出する時には必ずマスクを着用するようになりました。

当選、マスクの着用の目的は自分が感染しないことにも合わせて、
周りに感染させないことであります。

しかし今の自分の行動範囲はレストランやバー、飲食店に出入りすることも全くなく、
バスや電車などの公共機関を使うことも全くありません。

自宅とお店を約20分間の自転車通勤をする以外に
行く場所もなければ会う人もおらず、当然出先で何かを触ったりすることもなく、
はっきり言ってマスクをしてようがしてまいが何も変わらない様に思います。

でもふとある時に気付いたんですけれども、
マスクを着用する目的というのはもっと他の場所にあるのではないかと思いました

それは何かと言うと「自分への言い聞かせ」と「他者へのアピール」。

「自分はちゃんと感染拡大防止に努めているんだ」と自覚する事。
そしてすれ違う周りの人たちに
「あの人自転車なのにちゃんとマスク付けてるんだ」と見られる事です。

 

簡単に言えば、周りの人がマスクを着用してないと
「周りがしてないんだから自分もしなくてもいいか」という人が増えます。

そんな心の油断みたいなものからどんどん習慣は廃れて
せっかく身につけたアルコール消毒をする習慣や、うがい手洗いの習慣、
「とにかく身の回りを清潔にしなければいけない」という感覚が
失われてしまいかねません。

そうならないためにも、自覚をする事、
そして「みんなで協力しあおう」という周りの人へのアピールが必要だと思うのです。

これから夏にかけて暑い季節がやってきます。
正直な所、暑い日にマスクなんて不快の極みです。

ですが、必要だなと自分が感じる限りは以上の理由から
これからもマスクを着用していきたいと思っています。

早く事態が更に更に沈静化して、収束に向かって、
また楽しくイベントやお店の営業が出来る日を心から待ち望んでいます。

 

おわり

 

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