「出来ない」は言い訳でもあるよねって話

先日ちょいと小さなラーメン屋に行ったんですよ。

店員は20歳後半の若い大将さん、一人だけ。
お客さんも自分、一人だけ。
正直、雰囲気からあんまり人気ないんだな、と感じ取れる。

あまりに暇だったのか話しかけてきて
まぁ自分もそれなりに暇だったので30分くらい話をしてたんだけどさ。

「来週、ここ閉店するんすよ。」

あらー、それは大変っすね。
ラーメンは当たればでかいけど、難しそうですね~、なんて話を合わせて。

 

色々聞いてみると。

●この店は分家で、本家はいつも行列が出来ている人気店
●味も全く同じなので人が来ないのはおかしい
●なんとかっていう雑誌にもなんとか部門で4位になった
●近隣のラーメンも一通り行ったけれども絶対に味は負けてない

まとめるとまぁこういう事をおっしゃってました。

別にえらそうにアドバイスをするつもりでもないんだけれどもさ、
近頃SNSがかなり重要なツールになってますけど、しっかり使ってます??とか
メニューとか表の看板とかデザインやコピー、見直してます??とか
地域住民のニーズや趣味嗜好を把握する工夫、やってます??とか
色々聞いてみたトコロ、全てに対してこういう回答を頂く。

 

「いや、自分、中卒のアホなんで、
そういうのわかんないんですよね。」

 

わたしが思うに、本当のアホというのは
「それを理由に努力をしない奴」だと思うのですよ。

「出来ない、無知」の事をアホというのならば、
人は誰もが最初はアホからスタートする。

アホだから、知る努力をし、考える努力をし、行動する努力をし、
成功や失敗、苦労を沢山経験して、工夫が出来るようになって成長する訳で。

「努力を怠る言い訳」を正当化する奴、
つまり最初から何かを諦めてる人が本当のアホだと思う。

しかもそれを無意識でやってしまっている人も少なくないから、
なお一層タチが悪かったりする。

 

○○が苦手、うまくできない、やった事がない、
わからない、知らない、得意じゃない。
まぁ人それぞれ色々あるけれども。

「○○ができない」を正当化するのは構わないけど、
代わりにそれをやってくれている人がいるだけの話で、
もし代わりにそれをやってくれる人がいなくなってしまったら
結局のトコロ、自分が変わるしかない。

それが出来ないなら、閉店しかない。

 

なんか話を聞いていて、「100%自業自得だなぁ」と
思ってしまいましたとさ。

他人のふり見て我がふりなんとやら。

襟を正して、気をつけて参りましょう。

 

終わり。

コメント

  1. k,m より:

    いや、ほんと、中卒のラーメン屋なんてのはアホですよね。

    そんな低学歴の人は、両親もきっとパソコン買えないぐらいのアホに違いない。
    ネットとかやったことないんでしょうね。ほんとアホ。

    ギターが実家にあったり、買ってくれたりしたのかな?
    しないだろうな。
    小説とか漫画とか読んだことあるのかな?

    話題が狭いから、世界を広げてくれる友達もできないし、ほんと自業自得。

    十六歳で朝から晩までラーメン屋勤務してても、開いた時間で勉強する余裕ぐらい誰だって作れるし、もっと努力すべきですよね。

    ちょっと話した高卒ギタリストに後からネットで中傷されてても自業自得ってもんですよ。

タイトルとURLをコピーしました