Bill Lawrence BL-1

ビルローレンスっていうメーカーのBL1 というギターでございます。当時定価で75,000円。1985年8月生まれの純国産ギターです。モリダイラってとこが作ってます。この時期の国産ギターってめちゃくちゃ気合い入れて作ってて、とにかく安くて出来のいいギターが多いんだけども、このギターもそういう良き時代の産物の代表的な一本なんだよね。
元々ビルローレンスっていうのは人の名前。ピックアップ職人であるビルローレンスさんがいたわけですわ。ヌーノ・ベッテンコートやダイムバック・ダレルといった有名ギタリストが好んで使っていたL500という個性的なピックアップを作った人。モリダイラがそのビルローレンスという名前を拝借してブランドにして作ってのがこのギターってわけ。当然L500を2発積んでるよ。ちなみにL500は今でも現行で販売しているよ。
ネット記事から拝借しましたが、当時のカタログはこんな感じ。

オリジナルではピックガードが黒だったみたい。わたしは2004年頃、3万円の中古で買いました。そこから色々あって、リペアを何度も繰り返して、ある時に「あ、これだ、これだ」って状態になって、そこからずっとメインで使っています。
ちなみにヤフオクとかメルカリで探していると、たまーに見かけます。ブルー以外にもグレーとかあるみたい。
え、まだそれ使ってんの??
そうそう、サラッと書いたけど、2004年に買って、そこからずっと使ってるんですよね。YouTube上に残存する資料としても少なくとも2007年から使っているのが確認できます。ちなみにわしの顔がちょっとシュッとしているのはカメラのアスペクト比だと思う(多分そうだと言いたい)。
今これを書いているのは2026年なので、実に22年間、このギターと共に暮らしてきたわけですなぁ。感慨深い。

ヘッドの形がとても特徴的で、ギタースタンドがない時でもハンガーラックに吊るすことができます。以前、何かのイベントの時にギタースタンドがなくて、帽子掛けに丁度ぶら下がってくれて「便利だなぁ」と思った事があります。
あと椅子に座ってて、「あ、微妙にリモコンに手が届かない!!」っていう時に引っ掛ける事が出来ます。孫の手にもなる便利ギターです。

よーく見ると、ネックがすげぇ汚ぇです。フレットもボロボロ。フレットのすり合わせは過去に6回はやってもらってて、一度フレットも交換しているのですが、使用頻度が高いので常にボロボロ。

ピックアップは先述のL500が搭載されています。通常ピックアップのポールピースって円柱なんだけど、このピックアップはブレード型。サウンドも特徴的だけど、見た目も結構個性的よね。かっこよい。ワンボリューム、ワントーン、スリーウェイスイッチ、舟形ジャックと、このへんはいわゆるストラトタイプですかね。ボディはフィルムだけど、大理石の様なマーブル模様がとてつもなく特徴的。動画で見てくれている人はこの模様=瀧澤克成みたいなイメージがあったりするんじゃないかしら。

裏側はこんな感じ。バックプレートは外して使うのが瀧澤流。とかいうとかっこよいのですが、スプリングを調整したあとに蓋をするのが面倒で、あとでいいやって放置して無くすのです。それが瀧澤スタイル。

スプリングも色々試しましたが、ノーマルテンション3本の並行がけに落ち着きました。

ヘッド裏にはこんな感じでピックケースが付いています。リラックマピック使っている頃とかはティアドロップタイプを付けてたけど、今はおにぎり使ってるので形状が変わりました。
そしてこのギター、よく見ると打痕、塗装割れが凄まじいのです。ご覧くださいませ、この満身創痍っぷり。一体何があった??ってレベルです。







実はですね、かなーり前。2006年とかかなぁ??HKラウンジって場所でライブをしている時にですね、ギター回し失敗してぶん投げちゃったんですよ。ストラップピン付けてたんだけど、外れちゃったみたいで、普通に後ろにぶん投げた形になってしまったんですよねぇ。
当時ドラムを叩いていた池脇さんが「なんか飛んでったのは見えた」って証言していたので、ストラップピンが弾けたのでしょう。悲しみ。
その後にどうにも調子が悪くて、リペアにお願いしたら「全部フレットがちょっとずつ浮いてるけど、どうしたの??」と聞かれました。
「え、マジっすか、なんでだろう。。。」ってすっとぼけておきました。
テンションを緩くするためにフローティングさせているよ。わたしは全くアームを使わないのでアームアップをするためではない。

そんなこんながありながらも、今でも元気に鳴ってくれているビルローレンス、ビル子さん、本当にありがとう。
なんで他のギター使わないの?
まぁさんざんこの話は擦ったけれども、わたしはこのギターで概ね満足してしまっておりまして、他のギターを欲しいとか買いたいとか思わないんだよね。もうビル子で十分。一応ハイエンドもいくつか使ってたよ。PRSとか、コンバットとか、サドウスキーとか、ヴァンザントとか。でもどれも全部しっくりこなくて、あげたり売ったりしちゃった。
たまーに、ビル子にない要素として「24フレットが欲しい」ってのと「ステンレスフレット欲しい」ってのと、「メイプルネック欲しい」みたいな欲は出てくるんだけど、完璧にそれを満たしてくれたのがバッカス。なのでわたしのエレキギターライフはビル子とバッカスでほぼ満たされたという。ロイヤルホストとサイザリヤだったら、もちろんサイザリヤを選ぶわたし。たとえ誰かが奢ってくれたとしても、サイザリヤに行きたいんだよ、わたしは。自分でお金を払わなかったとしても、ガブガブ呑みたいんだよ、ベルデッキオ。
個人的にコレクションの趣味を全く持ってない、というよりも、むしろ物を増やしたくないタイプの人間なんですよ、実は。なので今後も滅多なことではギターを買うことはないでしょう。楽器業界、特に小売業界のみなさま、本当にごめんなさい。
ってなわけで今回はビル子さんを紹介してみました。またそのうち続編もやってみようと思います。ありがとうございました。
おわり。








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