わたしの特性

「そんだけギター弾けるんだから、さぞかし幼少期の頃からやっていたのであろう。」
「きっと家族に楽器をやっている人がいて、小さい頃から楽器に触れていたのであろう。」
「学校、専門などに通ったり、さぞ有名な先生に付いたりしていたのであろう。」

こういった事、すっごく言われますけれども。

ノンノン!!!偏差値40くらいの普通科の高卒です。しかもギター習った事ない。理論もギターも教えてもらったことなどほぼない。ギターも理論も「とりあえずやってみよう!!わしならなんとかなる!!」という根性丸出しで習得をしてきました。実は料理もミックスもレコーディングも、各種編集技術なんかも全く習ってないし、弟子入りした事も全く無い。

そう、わたしは一人で進化するのが得意系ポケモンなのです。

ゆえに、ガラパゴス的な能力をたくさん持っています。ディグリーなどの耳コピやコードに対するアプローチ法は全て自己流。スラム奏法も本家から逸脱した自己流。「なにそれ?」っていう能力をたくさん持っているポケモン、それがわたし、瀧澤克成という人間なのです。ババーン。

そんな瀧澤克成がこの世に生まれて、なぜそんな進化をしたのか、そういった能力を身につけたのか!!考えてみよう!!掘り下げてみよう!!

貧乏、ばんざい!!

ひらたくいう!!わしの家は貧乏であった!!だから、何か壊れたら、とりあえず直そうとする習性が身についた!!

小学2年生の頃にお気に入りの目覚まし時計が壊れた。目覚ましのオンオフスイッチがひよこになってて、小さな世界の単音が鳴るイカした目覚まし時計だ。小学1年生の誕生日プレゼントかなんかでもらって、「このメロディ、ええわぁ」とうっとりしていたのだが、ある日、うっかり不注意で高いところから落としたら針が取れて、なおかつメロディが鳴らなくなった!!

「やべぇ!!どうしよう!!壊した!!とりあえずバラそう。」

バラしながら、「ふーん、この歯車がここに噛み合って、このユニットが針を回してて、このパーツがひよこに繋がってるっぽいから、こうすれば戻るんじゃね??」なんて知的好奇心をむき出しにした少年は楽しみながら目覚まし時計をバラす。

「あ、多分これで直ったわ。」って事で普通に修復完了するのであった。

今はめっきり使われなくなったVHSというものがある。わたしが高校生くらいまではギリ現役だった。これがヘビロテしてると内部で結構絡むんだよね。VHSのテープも物理的に切れる時あるし。なので「快適にVHSをヘビロテしたければ、デッキ本体をバラしてテープを救出して、テープもバラしてシワシワのテープを伸ばしたり、場合によっては一部カットして貼り付け作業が出来る」必要があるのですよ。毎回修理になんか出してられん。

お金がないから、物が壊れても買い替えられない。だから必死で直すしかない。直せなかったら困るのはわたし。だから必死で直す。

そんな幼少期を過ごしているもんだから、大人になった今でも「とりあえず自分でなんとかしてみよう」と、とりあえず壊れたらバラす習性があるのです。PCなんか当たり前の様にバラす。電子レンジやオーブン、フードプロセッサーもバラす。エレキギターもAnthemピックアップもバラす。ウタイストカフェのトイレも調子悪くて水が流れなかったので、自分で付け替えた

そう、わたしは何かをやるときに「出来ない可能性」は全く考えないのです。出来るか出来ないかはやってみなければわからん。崖の高さは飛び降りてみければわからん。石橋を叩くよりも、とりあえず渡り始めて崩れたら考えればいい。将棋は指してからじゃないと考えられないので致命的に弱いです

こういう根性って家が貧乏だったから身についたなって、大人になってから凄く思うようになりまして。変に小さい頃に物に恵まれてなくてよかったなとか、今となっては思うわけですよ。出来るか出来ないか考える前に、とりあえずやってみればいい、話はそれからだ、っていうことな訳です。

なので、みなさんもぜひ参考にしてください。ポイントは「崖の高さは飛び降りなきゃわからん」って事です。飛び降りましょう。大丈夫です、崖から本当に落ちたら死にますが、大体の事は死にません。

大丈夫です。

おわり